みつばちのチカラを人の力へ

はちみつDAYS 8コのおもてなしSTORY ~No.4~



はちみつってどれぐらい採れるかご存知ですか?1匹のミツバチがその一生涯をかけて集めるはちみつの量は、ティースプーン1杯分だと言われています。年に1度しかない、植物が花をつける短い期間にだけ、ミツバチたちはその花の蜂蜜を取ることができるのです。
なのでこの時期、私たちも「明日の天気は良いかな?」、「気温はどうかな?」、と毎日祈る気持ちでその日の気候に一喜一憂しています。
また、蜜を集めるミツバチも繊細な生き物なので、ちょっとした環境の変化ですぐに体調を崩したり、死んでしまったりなんてことも。なので、ミツバチも毎日状態を確認し、蜂蜜を集められるようお世話をしてあげないといけないのです。
そんな天候とミツバチの絶妙な条件が揃ってはじめて、本当においしいはちみつを採ることができるのです。

はちみつは身近な“スーパーフード”

こんな話をしていると、そんなに大変なら同じ甘味料の砂糖を使えば良いんじゃない?というご意見をいただくことがあります。
甘さを出すだけなら、それで良いかもしれません。
ただ、その中に含まれる成分を比べてみると、その違いが明らかに。
はちみつにはビタミンやミネラルなど多くの栄養素が含まれており、栄養価の高い食品として健康維持にも役立つことがわかっています。
またカロリーも砂糖が100g当たり384kcalなのに対し、はちみつは294kcalと、単純にカロリーだけ比較しても25%も低いのです。さらに甘味度ははちみつが1.3倍あるため、同じ甘さを出すなら断然、はちみつのほうが体に良いのです。
普段、何気なく食べている蜂蜜にも、実は、ミツバチがその一生をかけるほどの魅力が詰まっているんです。おいしさだけでなく、贈る相手の健康も気にした贈り物がはちみつギフトなんです。