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      はちみつの定番の食べ方といえば、トーストに塗る、ヨーグルトにかけるという方が多いのではないでしょうか。ヨーグルトとはちみつは相性が良くて、大抵どのはちみつでもヨーグルトにかけるとおいしく食べられます。 
 
          だからこそ、日本最古の養蜂問屋である私たちがヨーグルト専用のはちみつを創るのであれば、「よく味わえばわかる」というレベルではなく、普通のはちみつより明らかにおいしい(相性が良い)と自信を持って言えるもの、実際に食べた方が驚き、専用と言われて納得してもらえるレベルのものにしようと決めました。 
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 その後いくつもの試作ブレンドを重ね(このシリーズの中で一番たくさん作りました)、ようやく辿り着いたのが、3種のはちみつを独自の比率でブレンドしたヨーグルト専用はちみつ『檸檬』です。  
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レモンの花から採れた爽やかな酸味のあるはちみつをベースに、味に深みを出すためにオレンジはちみつをプラス。
  さらにヨーグルトに入れた時にキレイな黄金色になるよう、アカシアはちみつをブレンドし、最後にレモンの風味をちょこっとプラスして。

 ~ はちみつ × ヨーグルトのおいしい関係 ~
 
    「ヨーグルトにはちみつ」が定番なのには”おいしい”だけじゃなく、もう1つ理由があります。それはカラダに良い組み合わせだということ。
    はちみつは砂糖に比べカロリーが25%も少ないのに、甘味度は砂糖の1.3倍と高いです。つまり、同じ甘さを出すのであれば砂糖に比べて1/3のカロリーで済んでしまうのです。
    プレーンのヨーグルトってなんだか少し味気ない、だけど砂糖が入っているのはなぁって時も、はちみつなら安心です。
    おまけに、はちみつにはビタミン・ミネラルなど多くの栄養素も含まれていて、美と健康のスーパーフードなんて言われているから、カラダにとってプラスですね。
    
    一方、ヨーグルトも乳酸菌が含まれ、カラダに良いことがわかっていますが、はちみつはこの乳酸菌のエサにもなり、乳酸菌がより元気に活動する手助けもしてくれるのです。 
   おいしくって、カラダに良くって、カロリーオフ。
    はちみつとヨーグルトってホントに『おいしい関係』なんです。
    
  
    
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      そんな相性の良い2人ですが、1つだけ問題が。  
ヨーグルトにはちみつを入れたことがある方はわかると思いますが、
はちみつの種類によってはうまく混ざらず、スプーンにはちみつが残って
しまうことも。 
『専用』と言うからには、この問題は無くしたい!  
 
そんな想いで、はちみつの粘度と向き合いました。 
少しマニアックな話になりますが、はちみつは粘度(糖度)が高いため
通常は細菌が繁殖できない環境にあります。なので、混ぜやすくしたいと思って
糖度を下げすぎると、細菌が繁殖してしまいます。逆にあまり下げないと結局
『いつものように』うまく混ざらない蜂蜜になってしまう。 
そのバランスを0.1%単位で調整しながら、絶妙なバランスになるよう粘度を
調整したのがヨーグルト専用はちみつ『檸檬』なのです。   |