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秋田屋のプロポリスについて

秋田屋では、ブラジルのミナス・ジェライス州で採取されたグリーン系プロポリスを使用しています。
プロポリスは世界各地で採取されており、国や地域によって種類が分かれます。
抽出した液を比較すると、色や香りも違いますし、含まれる成分も異なります。
その理由として、①周囲の起源植物の種類、②プロポリスを採取するミツバチの種類、等が考えられています。
プロポリスはミツバチが周りの植物から集めた樹液、浸出液をもとに作られるので、周りの起源植物によって成分に差が生まれ、品質に違いが出るのです。

秋田屋では30年以上に亘って、様々なプロポリスの研究を行ってきました。
各国で採取したプロポリスのエタノール抽出液の液クロパターンを見ると、ブラジル産は他の国とは異なるパターンを示すことが分かりました。
そのことから、ブラジルのミナス・ジェライス州のグリーン系プロポリスに限定し、品質の同じ原料をもとに製造を行っています。
このプロポリスアフリカ系ミツバチが集めるもので、アレクリン・ド・カンポというキク科の植物を起源植物としています。
アルテピリンCという桂皮酸誘導体が多く含まれています。

プロポリス製品は品質のレベルや含有量などさまざまな要件により異なるため、一概には言えませんが、当社では安心・安全な、お客様の健康に役立つ製品を目指し、原料選び、品質管理を行っております。

秋田屋がプロポリスの研究を始めるきっかけとなったのは、昭和60年(1985年)に、名古屋で開催された第30回国際養蜂会議です。
弊社はミツバチ治療学分科会で「医薬品ローヤルゼリーの品質規格について」というテーマで発表しましたが、その際、プロポリスの効果に関するいくつかの発表があり、大きな関心が集まりました。

同時に、弊社もプロポリスに強く惹かれ研究を始めるきっかけになりました。その後30年以上に亘って、プロポリスの研究に取り組んでいます。
プロポリスの、主に生活習慣から引き起こされる様々な状態の予防について研究を重ねてきました。
研究について詳しくはこちら>>> さらに、大学との共同研究で、ブラジル産プロポリス中の成分に、核内受容体であるレチノイドXレセプター(RXR)のアゴニスト活性があることを見出し、その活性本体がドルパニンであることを明らかにしました。
そして、2016年4月15日に「レチノイドX受容体アゴニスト剤」として特許登録しています。