ミツロウ木芯キャンドル最大の特徴は、火をともすとパチパチと薪がはじけるような心地よい音がすること。
自宅の庭やベランダで、夜空を眺めながら薪の燃える音色に耳を傾けると、忙しい毎日にほんの少しだけゆったりとした時間を感じてもらえるのではとの想いで作りました。
岐阜のキャンドル屋さんと一緒になって、炎の大きさやパチパチ音が心地よく感じられるよう、１つ１つ手仕事でお作りしています。

※音の大きさは、周りに雑音のない静かな空間で耳を近づけると、かすかにパチパチと燃える音が聞こえる程度となります。また天然木のため、音の大きさには個体差があります。

"音"での癒しだけでなく、"香り"でも癒しを提供できないか。
せっかくキャンドルを作るなら、アロマにもこだわりたいと想い、今回無理を言って、オリジナルブレンドの香りを作っていただきました。表現したのは私達が住む「岐阜」の森林。
岐阜は森林率８２％と、全国で２番目に森林が多く、また渓谷も多いことから、森に入ると感じる樹々や花々の香りを中心に、川せせらぎを表す爽やかな香りをほんのりプラスしました。
森林浴をしているような自然の香り（フィトンチッドと言うそうです）に全身が包まれます。

キャンドルは食べるわけじゃないけれど、自分の周りを香りやけむりが包むから、体に優しい原料を使いたい。今回、天然の国産ミツロウを使ってキャンドルを作ろうと考えた時に、最初に決めた約束事でした。

キャンドルで使われる一般的な原料は、工場で大量生産ができ、安価で手に入れることができる石油由来のパラフィンワックスです。
一方、天然のミツロウは工場で生産することができません。

私達の地元、岐阜県のキャッチコピーは「清流の国ぎふ」。
清らかな水が流れる河川と、その源流となる山々や渓谷に囲まれており、都会のような便利さはないかもしれません。
その代わり、豊かな自然をいたるところで身近に感じることができ、観光名所と言われるような特別な場所に行かなくても 普段暮らしている環境そのものに安らぎと癒しの空間が広がっています。（ちょっと大袈裟かもしれませんが、近所の川で泳げたり、裏山にホタルが飛んでいたりするのを見ると、本当にそう感じます）

芯が燃え尽きた時には、こちらのような状態となります。容器に熱が伝わりにくいよう少し多めにミツロウを入れてあるので、このようにミツロウが残った状態になります。